0.01秒速くする「そこまでするか!」のスタート練習

かなりマニアックです。大人になってからみてください(笑)
 
陸上競技の競走種目は、タイムを争う競技です。ゴール地点で相手よりも0.01秒でも速ければ勝ちとなります。その1,000分の1秒を速くするための努力や工夫をしていく過程が醍醐味ですね。
私が、100mのスタートダッシュで意識したポイントをご紹介します。特に腕の使い方にフォーカスしました。これは正直、やらなくても良いです。もっと別に意識すべき大事なことはいっぱいあります。スタートは考えすぎるのが一番の悪です。リアクションタイムの遅れにも繋がります。
なので、競技歴が長い方や、ちょっと息抜きに新しい意識入れてみようかなという方におすすめします。
スターティングブロックのクリアまでに考えると良い、3つの腕の使い方
①指先の触れる面積までこだわる

スタートは、ピストルの音にいかに素早く反応できるかがポイントです。クラウチングスタートでは、ついている手を早く地面から離せるかが重要です。
指の先だけで支持できれば、すぐに腕ふりに入ることができます。慣れるまで指が痛いですが、出来るだけ、少ない面積しか接地していないように心がけてみてください。
②手の甲を使って風船を割る

飛び出したい方向に、風船があるイメージをします。素早く地面から離した手の甲を使って風船をたたき割りましょう。風船の位置が、近すぎない様にしてください。前方向に腕を使て体を勢いよく運ぶ練習です。
③ダイナミックに上半身を使う

腕の勢いで体を前に進ませたいので、力強く腕ふりをする必要があります。この時に、力んでしまっては元も子もありません。肘をやや外側に振ることで、脇が開きます。この上半身全体のダイナミックな動きで、体を前に運んでいきましょう。
この3つの腕の意識は、重心の位置や、ブロックのクリアの動きをマスターしてからトライしてみましょう。あれもこれもでは、スタートは、上手くいきません。いろいろな工夫をしてみてください。もし、あなたのやっているスタートのイメージや工夫などあったら教えてくださいね。

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