50m走はメンタルスポーツ⁉持っていると速くなる3つのイメージ

走るのが苦手な子は、技術よりも考え方を直すのが一番難しい
走りの技術は、優秀な指導者がいればすぐ良くなります。子供たちの吸収能力はとても高いからです。ただ1度、植え付けられた「走るのが苦手」という考えは根深く、なかなか払拭できません。「結果を出して、自信を持たせるしかない」のですが、まず、前向きに練習してくれるかも不安ですよね。50m走をやる上で持っておくと良いイメージをご紹介します。練習のときに、試しにお子様と一緒にやってみてくださいね。
また、この意識は陸上選手にも共通して持っておくと良い考えです。スキルアップにもつながります。
50m走で持っていると速くなる、3つのイメージ

①灼熱の地面

地面が、足がつけないくらい熱かったとしたらどうでしょう?
もちろん、走ってはダメですが、走るとしたらすぐに地面を離したいですよね。スタートでしっかりと加速した後は、短い接地時間で駆け抜けたいです。走るのが苦手な子は、ベタベタと地面についている時間がどうしても長くなります。このイメージを持つことで、つま先(母指球)で接地が出来るため、自然とピッチが上がります

スタートの反応練習をしてみる

拍手で良いので、音に反応する練習をしましょう。スタート時は何も考えずに、ただ号砲に反応する必要があります。
練習方法としては、体育座りの状態から、パンッと手を鳴らしてもらい、立ち上がるだけです。実は、この立ち上がる動作がとても重要になります。足の速い選手は、立つのも速いといわれています。立ち上がるスピードを上げてみましょう。

ゴールは10m先・目線を遠くに

最後まで走らずに、あきらめてしまう子が多々見られます。陸上競技でも、練習中にフィニッシュまで駆け抜けず、本番でラストに抜かれてしまうツメの甘い選手も多いです。ゴール地点は10m先にあるイメージを持ちます。また、スタートから体が起き上がったら、目線は遠くのものを見る様にしましょう。50mでは、バテません。ラストまで走り抜くことで簡単に記録が伸びます。

楽しく練習しよう
ただ、走るだけでは苦手な子は楽しくはないでしょう。何か、目標をもったりゲーム性を持たせたりすると、練習も楽しくなります。紹介したイメージを持ちながら、トレーニングしてみてください。「原因が分からない」「どうしても練習してくれない」などのお悩みは、具体的なアドバイスもいたしますので、お問合せもくださいね。

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