一流の選手ほど、基本を忘れない

Walkで出来ないことは、全力疾走中もできない
こんな方は読んでください
・何で上手く走れないかわからない
W-UPやクールダウンを適当にやっている
・記録の伸びが停滞している
ウォーミングアップやクールダウンで歩く&ジョギングはもちろんやりますよね。
さらに、日常動作に落とし込んでみると、1日でどれくらいの歩数を歩いているでしょうか?
そういったゆっくりとした動きのにこそ、速く走るヒントが隠されているのです。
中高生の練習を見ていても、意外と見落とされがちのウォーミングアップの動き。
もしかしたら、速く・強くなるための大切な機会を失っているかもしれません。練習をしていない時間でも自然とスプリントドリルができてしまうとしたら、正しく歩くことを身につけたいと思いませんか?
その意識1つで、あなたもワンランク上の選手の近づくことができるかもしれません。
さらに、運動が苦手なお子様でも、歩くことを見直すだけで自然と走りが変化してきます。
難しい動作はできなくても、歩くことは簡単にできます。
「Walk」で意識すべきたった1つのポイント
正しく歩くには様々な要素があります。
しかし、日常生活ですべてを意識することは難しいし、疲れてしまいますよね。
ポイントを1つに絞り込んで取り組んでみましょう。
それは、足の裏で重心移動を感じることです。
ダッシュをしているときは、基本的に踵を接地することはありません。
それに対して歩行時につま先だけで歩いている人はいませんよね?
踵から地面をとらえ、足底を経由してつま先に抜ける。
この一連の動きのなかで、体を前に進ませているのです。
足の裏で、重心移動を感じる様に心がけましょう。
最初はいつもよりゆっくりと歩いてみると分かり易いかもしれません。
「Jogging」で意識すべきたった1つのポイント
歩きで、重心移動を感じることができたらジョギングに移行してみましょう。
基本的には歩きの延長線上となります。
プラスして意識したいことは
力のONとOFFのメリハリです。
接地時しか地面に推進力は伝わりません。接地の瞬間=ON・空中動作=OFF
を意識してみましょう。これは全力疾走するときも同じです。
よく、「レースの後半力んでいるね」と言われる陸上選手はずっとON状態です。
空中でも頑張ろうとしてしまいます。
また、走るのが苦手なお子様はバタバタと大きな音を立てて走ります。
頑張って走っているように見えるけど、なんだか遅い…
これもずっとON状態ですね。全力で走っている最中に「リラックスしろ!」と言われても対応できません。
そもそもリラックスって何?と疑問に思うものです。
ゆったりとした動きの中で、ONとOFFの意識を根付かせておきましょう。
歩きやジョギングで出来ないことは、ダッシュでもできません。
「走るのが苦手」「記録が伸びずスランプ状態」
という方こそ、まずは歩きやジョギングから見直してみませんか?

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