あなたのお子様、「バタバタ」と走っていませんか?

子供の足が遅い…その原因は、ほぼバタバタ走りです
「運動会でびり」「自分は速かったのに子供がなぜか遅い」とお悩みの親御様が増えています。
スポーツで活躍してほしいのにと、思われている親御様、しっかりと原因と正しいトレーニングを行うことができれば、まだまだ間に合います。
子供の吸収力と、可能性は無限大です。足が少しでも速くなるだけで、新しい世界が見えてきますよ。
さて、足が遅い原因ですが、お子様の走っている音を聞くと分かると思います。
ほぼほぼ、バタバタと大きな音を立てて走っていることでしょう。
これは、地面との接地時間が長く、関節がつぶれてしまっている状況です。
膝関節がつぶれる(極端に曲がる)と、つぶれた関節はどうなるでしょうか?
元に戻ろうと、上方向に引き伸ばされます。前に進みたいのに、上に引き伸ばされたら、どうなるかおわかりですよね?前への推進力は生まれません。
一流の短距離選手は、走るときに「タンタンッ」と乾いた音がします。
地面を一瞬で蹴れている証拠です。
次の点をよく観察し、お子様の走りをチェックしてみてください。
①足の裏、どこからついていますか?
おそらく、踵からべたべたと地面をとらえていることでしょう。
足の速い子は、母指球部分で接地をし、すぐに地面を離すことができます。
分かりにくい場合は、スマートフォンで動画撮影してみましょう。
②膝が上がっていますか?
膝(腿)は、しっかりと上がっていないのではないでしょうか?
特に「よく転ぶ」というお子様は要注意です。自分のイメージよりも足があがらず、ほんの少しの段差でもつまずいてしまっている可能性があります。
バタバタ走りになってしまう日常生活の
3つの落とし穴
親からの遺伝、もともと才能が無いと割り切ってしまっては、お子様の可能性はゼロです。
普段の生活に見直せる要素が隠れているかもしれません。
①運動不足
スマートフォンやゲームの普及により、私たちが子供のころより外で走り回る機会は少なくなっています。核家族化・両親の共働き家庭も増えたので、なかなか外で遊べなくもなっているのも原因ですね。この問題を解決するために、最近では、多種多様な運動教室がありすので、いろいろ調べてみるのもおすすめです。
②履物にも注意
シューズは機能性がどんどんと増しています。それと反比例して、子供の自力が下がっている印象です。靴はもちろん重要ですが、はだしで走る機会(安全に)を確保することも重要となります。また、サンダルも注意です。ついつい夏場は着脱や、衛生面で楽なサンダルをチョイスしがちですが、「ザッザッ」と足を擦って歩いてしまうクセがつきがちです。足の上がらない&良く転ぶ原因になります。
③体を思った様に動かせない
子供は模倣の達人です。しかし、外的環境により、マネをする機会や適切なお手本が減ってしまっています。簡単なスキップやケンケンですらできないお子様も増えています。これは、自分のイメージ通りに体を動かすコーディネーション能力が整っていない証拠です。
では、どうすれば良いのか?については、次回の記事でご紹介しますのでお楽しみに。
走りを見ても良く分からないという親御様へ。お子様に少しでも走る事を好きになってもらいたいので、お子様の走りの動作分析を無料で受け付けております。問合わせフォームからメッセージください。確認後、メールをお送りいたします。走っている動画を送っていただき、お子様の走りの課題をフィードバックいたします。お気軽にお問合せください。走りの無料相談はこちら

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