走りのピッチ高速化を狙う!素早い足の引き上げを実現する方法

メリハリのあるフォームを獲得する、3Tempoピックアップ
ピックアップは、スプリントの最中に足を素早く引き上げる動作です。これが素早く出来ることで、足の回転数がアップします。また、接地時の遊脚の位置にも関係してきますね。
ピックアップのスピードアップを3Tempoでドリルしていきましょう。
こんな方におすすめ
✓ピッチが上手く上がらない
✓走っている最中、ずっと力みが出る
✓素早く足が動かない
ドリルの方法

1・2・3のテンポで軽く走ります。3のときに、足を素早く引き上げましょう。この時、腿を上げるイメージではなく、踵をお尻の下に引き上げてくるイメージで行いましょう。
上げる瞬間に、姿勢が崩れない様に注意です。
テンポは変化させません。1・2は、足の軌道が小さいため、余裕があります。3は、同じテンポで足を引き上げる(腿を地面と水平くらいまで)ので、素早く行わないとテンポが乱れてしまいます。最初は、ゆっくりのテンポでやってみましょう。慣れてきたら、テンポを変化させてみてもOKです。

ドリルの3つのポイント

①テンポをキープ
1・2・3のテンポを崩さない様にしましょう。同じテンポにおいて、足の引き上げを行うため、ギャップが生まれます。自然と3で足を引き上げるのを素早くすることができます。

②軸足のグリップ感
ピックアップを行う際、素早く&強く引き上げるためには、軸足でしっかりと地面を捕まえておく必要があります。このグリップ感を強くすることができます。
この感覚は、スプリント走行時にも繋がります。しっかりと地面を捕まえている間に、身体を進めることができます。この出力の感覚を養いましょう。

③腕でアクセント
3のテンポでピックアップを行う際、腕も大きく&素早く振り、アクセントを加えましょう。そうすることで、素早いピックアップのアシストをすることができます。ピックアップとのタイミングを合わせることも重要です。

段々テンポを上げてみよう

上手く出来たら、1・2・3のテンポを上げてみます。
ピックアップ後に、引き落と足のスピードを上げてみましょう。身体の真下に引き落とすイメージです。このスピードを段々よ上げていくことで、ピッチアップをしていきます。
これ以上3のリズムを刻めなくなったら、走りに移行してみましょう。
歩幅の制限が取れることで、グンっと前に進む推進力が得られると思います。

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