走り込まなくても、レース後半まで減速を抑える方法とは?

レース後半までピッチダウンしないスキルをGETしよう
レース後半になると、ピッチが落ちて、ストライドが広がり、減速局面に入ってしまいます。この減速率を抑えるためには、ピッチアップできる足の使い方が必要です。
スプリントの練習ではオーソドックスなマーク走ですが、5個×2区間と置き方を工夫して、ピッチアップの方法をマスターしていきましょう。
こんな方におすすめ
✓レース後半で足の回転が遅くなる
✓WAVE走の感覚が分からない
✓コーナー出口のイメージがイマイチ
✓そもそもピッチを上げるのが苦手
✓メリハリの無い走りをしている
2区間のマーク走の方法

マークは10個用意します。スタートしてすぐに5つを並べます。間隔は、6~7足長で調整します。その後、20mほど開けて、さらに5個並べます。この間隔も1区間目と同じにします。
あとは、走るだけです。足の回転の変化を感じてみましょう。

2区間のマーク走の3つのポイント

①最初のマークは、余裕を持って
スタート直後のマークは、スピードが乗っていないので、やや広く感じるかもしれません。マークを越えたあたりに、足を落としていくイメージで行います。マークという少し高さのある目標物があるので、足の入れ替え(シザース動作)が意識しやすいと思います。
このリズムのまま次の20m区間を走っていきましょう。

②2区間目は意識的に足を回そう
スピードが乗った状態で、2区間目のマーク走に入ると、かなり狭く感じると思います。上手く足をさばくことが出来ないと、マークを飛び越してしまいますね。意識的にピッチを上げて、走り切りましょう。
ポイントとしては、1つ目のマークを越える際に、強く地面をプッシュしてみます。アクセントが加わることで、2つ目のマーク以降もクルクルと足が回転します。この一瞬でのギアチェンジを感じてみてください。
③マーク走後のフロート走
2区間のマーク走を走ると、プラス20ⅿくらいはフロート(流し)をしてみましょう。ここで減速・加速は必要ありません。マークを越えてきた高速ピッチのまま気持ち良く走ってみます。
マークという歩幅の制限が取れることで、推進力を感じることができます。

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