ハードルジャンプで「前さばき」のイメージをGET!素早く、キレのあるシザース動作を身につけるには?

ジャンプ動作で獲得する、洗練されたシザース
左右の足が入れ変わるシザース動作ですが、走りながら意識することは難しいでしょう。
ハードルジャンプをしながら、膝を前方向へリードすることで、空中でのシザース動作を意識しやすくしてみます。またジャンプ動作による、プライオメトリックストレーニングや、強い圧を地面に加える練習も兼ねます。
こんな方におすすめ
✓がに股が気になる
✓足が後ろに流れていると言われる
✓走っている姿勢が猫背または、反り気味になる
ドリルの方法

ハードルは、15足長~20足長で10台ほど並べましょう。
少し助走をつけて、ハードルを越えていきます。この時、踏切足が空中で前方向へとリードし、左右の足が空中で入れ替わります。ハードル間(インターバル)は、2歩刻み、毎回の踏切足は変わることになります。

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ドリルの3つのポイント
①姿勢をキープ
走っているときと同様、上半身は若干の前傾をキープしましょう。地面についているときも、ジャンプ時も同じです。正しく地面からパワーをもらうためには、この姿勢が重要になります。頭の先から腰あたりまで、1本の軸を意識しましょう。
②踏切足のリードの意識
走動作では、テンポが速いため、左右の足が入れ替わるタイミングが意識し辛いですね。このドリルでは、空中で時間的な余裕があるため、シザース動作を意識しやすくなっています。
このリード脚を横に抜かない様に注意しましょう。身体の真下あたりで、縦方向に抜いてくることで、走動作に近しい形でシザースすることができます。
③着地を“待てるか”
ハードルを越えた着地の局面、そのポイントを間違えると、クシャっと潰れて、次の足が出にくくなります。これは、ハードル走でも、スプリントでも同じことですね。
足が着地するポイントに身体を進めさせる必要があります。(真下接地)
よって、着地を急ぎすぎると乗り遅れが発生します。身体が移動するまで、着地に間をだしてみましょう。リードした膝の真下に腰を進めることが出来ればOKです。
サーキットトレーニングに組み込んでもOK
単独でのドリルはもちろん、ジャンプ系のサーキットトレーニングに組み込んでもOKです。心肺機能を高めながら、正しい動きを意識することで、レース後半でもスキルを発揮することができます。
ドリルの解説はYouTubeでも行っています。↓

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